初任者研修は、介護の基本を学ぶ研修

介護職員初任者研修は、介護に必要な基礎知識や技術、支援するときの考え方を学ぶ研修です。研修時間は130時間で、利用者の尊厳、自立支援、認知症の理解、生活支援技術などを扱います。修了には講座の出席や評価など、実施機関が定める要件の確認が必要です。

初任者研修を修了することと、国家資格の介護福祉士になることは別です。費用や日程も講座ごとに違うため、通いやすさだけでなく、欠席時の振替や修了までの予定を比べましょう。

実務者研修は、国家試験の実務経験ルートにつながる

実務者研修は、介護福祉士国家試験を実務経験ルートで受けるために必要となる研修です。標準の研修時間は450時間ですが、初任者研修などの修了者は一部科目が読み替えられます。初任者研修を修了した場合は320時間が目安です。

実務者研修の受講と実務経験の積み重ねは、並行して進められます。「3年働かないと受講できない」という意味ではありません。保有する修了証と講座の指定状況を提示し、自分に必要な科目・期間を受講先に確認してください。

「3年勤務した」だけでは受験条件を確定できない

実務経験ルートでは、対象の施設・職種での従業期間1,095日以上と、介護等の業務に実際に従事した日数540日以上の両方が必要です。従事日数には、休暇や研修などで介護業務を行わなかった日を含めません。仕事内容が対象になるか、勤務先による証明を取得できるかも確認します。

受講先・勤務先に聞くこと

以下は学習計画を組むための編集部の提案です。働く時間、通学日、費用を一つの予定表にまとめると、無理のある計画に気づきやすくなります。試験の日程や申込期限は、受験する年度の公式案内を確認しましょう。

  • 指定を受けた講座か、保有資格で免除される科目はあるか
  • 通学・演習の日程、振替制度、修了までの期間
  • 受講料・教材費・追加費用を含む総額
  • 勤務先の受講支援と、実務経験証明書の依頼先